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2011年8月1日月曜日

脱皮

何日か前、たしか「ひぐらし」のような声を雨上がりの朝に聞いたような記憶にありました。
ひぐらしとは、英語名では、イブニング蝉というらしく、どうやら、夕方に鳴く蝉のようです。
私的には、ひぐらしは、晩夏、夏の終わりを惜しむような哀調を連想します。
それにしても、朝にに聞くのは幻聴か、はたまた、寒い夏を晩夏の夕刻と間違えてしまったのか…どうでしょう?

昨日の早朝、犬の散歩中に、塀に止まった白い蝉を見つけ、そっと近づき写真をとることができました。
家に帰ってから、その写真をよくみると、足元に茶色の脱け殻があるではありませんか!
その時は、気づかなかったのですが、ようやくなぜその蝉が私の気配に気づき飛び立つことがなかったのか、わかりました。

下の写真を見ておわかりになるでしょう。その蝉は、脱皮したばかりだったのです。
また、私は、その白い蝉の正体が、「ひぐらし」だとは知らずに今やっと、知りました。
今度は、そのひぐらしが哀愁がこもった声を聞かせてくれるのを注意深くキャッチしたいと思います。

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