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2010年9月15日水曜日

星野道夫 人物伝

故・星野道夫氏のテレビ番組をみました。氏は、偉大な写真家であり、詩人でもありました。人生をアラスカでの写真撮影に捧げ、生命の営み、生と死を極限まで追求した表現者です。
彼の人生は、生き生きとした探求と、野生の中での旅を続けながら、死と向き合い、自然と調和しながら生きることを模索していました。

彼は、作品を通じて、私たち人類に、生きとし生けるすべての生き物として、感謝と畏怖を忘れてはならないと警告していました。
私たちの生命は、与えられ、そして与える存在感であるということ。生命の原理として、死後の生命は次の生命を産み育み、親が子を残し生命体を維持していくように、生命の循環を続けて行きます。これが、「 生命の循環・輪廻」です。
生命の軌道は、絶滅するまで、その営みを続けます。

星野氏は、アラスカで、その命を落しましたが、彼の魂や偉業は絶えることなく、私たちに、自然に帰り、自然に生きることを教えてくれています。

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