たまたまラジオ番組で、セルビアという国が大洪水に見舞われ、日本政府や非政府機関等が支援に乗り出していることを知りました。しかも、その背景には、2011年3月11日に起こった東日本大震災の時、どこの国よりも早くセルビアが支援活動の名乗りをあげてきたことが、恩返しのきっかけとなっているのです。セルビアは、それ以前に1991年から2000年の旧ユーゴスラビア内紛で、国が孤立し苦境にあった際に日本政府が人道支援を惜しまなかったことへの感謝の念を抱き、たいへんな親日国家であるのです。
ですから、セルビアと日本には国家間の友情の絆ができているのです。とはいえ、セルビアは経済的には国民の年収が平均4万円という、けっして豊かな国ではありません。それでも、支援を真っ先に申し出るというのは、心が豊かであるということです。
「犯罪は貧しさから起きる」との定説がありますが、だからと言って、心を切り捨てて経済発展を推進しては、国策としては間違いです。
経済よりも心のあり方、人道的な評価をより高める教育を掲げ、国家間の信頼関係を築けるようにこれからも、気品と情操を保った日本が世界のリーダーシップを取るべきだと確信しました。
セルビア洪水支援
親日国 セルビア
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