ページ

2011年4月4日月曜日

1本残った名勝の松林、復興のシンボルに 陸前高田

 岩手県陸前高田市では、海岸線にある国指定の名勝「高田松原」も津波で壊滅したが、たった1本残った松が立ち続けている。

 高田松原は、全長約2キロの砂浜に約7万本の松があった。津波で根こそぎ流されたり途中で折れたりして、市内のがれきの中にも松が目立つ。

 残った1本は、10メートル前後の高さまで枝がもぎ取られているが、しっかり根付いている。

 救援にあたる自衛隊と警察、消防が「復興のシンボルに」と、この松をデザインしたワッペンをつくり、市の災害対策本部に掲示。陸上自衛隊は「津波に負けないとの気持ちを込めた」と話す。〔共同〕




0 件のコメント:

コメントを投稿