毎回有名人による世界各国の旅を独特の視点で描くドキュメンタリーですが、たまたま今回見たのが、世界的ファッションデザイナーで、パリコレ常連の山本寛斎氏による旅でした。
パプアニューギニアの奥地に森の精霊と共にいきる少数先住民を訪ね、色の原点を探求しました。
戦争で負けて、山奥に追いやられた部族が、山と共に助けられ恐れながら自然に同化して生きる姿に魅せられ、部族の精霊の祭りに参加したいと申しでるも断られてしまいます。その理由は、精霊は秘めたる神聖なものである故に、その意志は誰をも変えられない、むしろ怒りを買うようなことを決してしてはならないという部族の掟だからである。
しかし、山本氏は決して諦めることはなく、彼らとの心の接点を探りました。そしてついに彼らの魂の踊り精霊の舞を見ることができたのです。感動の中で彼は「幸せの概念が変わった」ということを言っていました。
自然崇拝の文明後進の生活を経て、私たちが文明先進化社会に失った物を見つけたような気がします。
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