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2014年3月12日水曜日

生き残りの証言

3年前の関東大震災の再現ドラマをみました。津波で2階まで浸水した公民館に避難した400名超の人々が陸の孤島に閉じ込められ、地獄のような寒さや恐怖や飢えに苦しんだ一昼夜を事実に基づいた作品です。人々の中には乳飲み子や母、幼児さんたちも数十人含まれていました。
人間は、究極の場面で修羅場と化すか、あるいは絶望を希望に変えるかは、選択肢があるのですね。
幸い、気仙沼の公民館では、我先に「生きたい」というより、「助けたい」という気持ちが窮地を救ったことになったのです。
どんな極限に立たされようとも、他を思いやる心、慈悲や利他主義が共存の道を開くということを教えてもらいました。




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