リトルチャロ2 エピソード 28 「永遠の命」より
ナムタカはチャロに言った。
「生きるということは、限りある時間の中で未来を築くため、限りある時間で、夢を追いかけること。
私の言っていることがわかるかい?」
チャロは、ナムタカが言っていることがわからなかったが、理由もなく泣き出した。
ナムタカは、チャロが自分の言っていることが理解できないであろうことがわかっていたが、いづれはわかるであろうと知ったうえで、さらに話し続けた。
「人生は、限りあるがゆえに、美しい。」
「死が訪れない人生はない。」
ナムタカの言葉に、感動しました。そして、スティーブン・キング原作の映画、「グリーンマイル」を思い出しました。
ナムタカもグリーンマイルの主人公も共に、永遠の命を与えられていました。
彼らは、幸せには見受けらず、永遠の命を与えられてため、回りの人々を看取り続けなければならないことに苦痛を感じていたのです。
時が経つに連れて、普通の人であれば、生きてそして死んで行くのを彼らは、決して死ぬことはないのです。
永遠に生きるということは、必ずしも幸せではなく、美しくはないということなのです。
別の言葉で言えば、私たちは、「幸せな人生の終盤」を迎えるために生きているのかもしれません。
では、「幸せな人生の終盤」とはどんなものでしょうか?
答えは、自分自身でつかむものだと思います。
私は、まだ模索しています。あなたの場合はいかがですか?
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