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2010年10月19日火曜日

「日本化」の考察

日本はかつて、20世紀の後半は、「ジャパンアズ ナンバー1」と言われ、「日本化」という言葉が日本の強い経済的な立場を 表していました。
しかし、バブル経済の崩壊のあと、衰退の一途をたどり、ナンバー1の地位を追われ、今や、その言葉の意味も別な意味を持つようである…ニューヨークタイムズ記事によると。


それでも、政府は歳出削減と、財政再建に努めているが、他のエコノミストは「日本化」現象に警告を示している。それは、景気の悪化がさらに引き起こすのは、消費者が消費活動を拒み、企業が縮小し、銀行はお金を供給しないという同じデフレの罠に陥ってしまうということだ。つまり、価格が下がり、雇用が喪失し、その結果、消費者の心理は更に財布のひもを固くし、そして会社は、事業投資を断念し、拡大計画を先延ばしせざるを得ないという、悪循環を繰り返すことになる。

最悪のデフレ( 大不況) …それには、20年間に及ぶ、日本の不景気と価格の低下が日本社会に及ぼす影響を検証するということが、最重要課題である。

ニューヨークタイムズより記事抜粋

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