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2011年1月6日木曜日

幸福な結婚とは…?

幸福な結婚とは、「自分」との結婚である。 ニューヨークタイムスより

継続した結婚が必ずしも幸せな結婚生活であるとは限らない。多くの仮面夫婦が子供のこと、宗教上、あるいはその他の利害関係で結婚を維持していることは、事実でもある。

しかし、多くの夫婦にとっては一緒に生活することだけでは満足しない。要するに、事実的な意味ある、満ち足りた持続的な関係性を結婚生活に望んでいる。

ニューヨーク州立大学ストニーブルック校人間工学研究所アーサー・アロン心理学教授は、「結婚生活を長続きさせるものは、コミュニケーション能力や精神の健全さ、社会的環境やストレス、これらがどう関わるかによって、左右する。しかし、必ずしも個人における意義や喜び、継続の力にはならない。」という。

その指摘によると、、最高の結婚とは、個人において満足感を与えるものであるとし、これまでの慣例に反するように思える。つまり、結婚はお互いの関係性第一とすることに重きを置かれているようだ。

長年に渡って、結婚とは、経済や社会的立場を優先し、情緒や知的な要素は結婚の成立には、あまり重要視されてこなかったことは、もはやない。現代の事情は、結婚には、相互関係の相手と、お互いが楽しく過ごせるかどうかという関係性を求めている。
昨年の1月に亡くなったアムステルダムのビリエ大学の研究者であるカーリー・ラッスルトは、「ミケランジェロ効果」と呼び、親密な関係のパートナー同士が「彫刻家」のようにお互いの確かなゴールに向かって削りあう関係であると言及している。

「もしあなたが自己成長し、パートナーから何かを得ることを望むのであれば、パートナーを心地良い状態にするよう心がけて、パートナーが自分自身を大いに発揮できるような環境を作っておくことが、自分にとっても楽しい生活になる」

「人は、より良く自己変革し、人格向上する根本的な動機を持っている。あなたのパートナーがあなたがより向上するように手助けをしてくれるならば、あなたはより幸せで満ち足りた関係性を築けることでしょう。」
(ニュージャージー州モンマウス大学レウォンドスキー博士)

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