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2011年8月29日月曜日

台風とハリケーン

自然災害である台風とハリケーン、一方はアジアでそう呼ばれ、他方は北太平洋地域で発生するものに対する呼称であるそうですが、今やまさにシーズン真っ盛りです。
ハリケーン「アイリーン」は、熱帯暴風雨に変わり、ニューヨークでは最悪の事態を回避できたようですが、死者被害、百万人以上の人々が停電の不便、木々が倒れたり、街や郊外にわたり洪水の被害を被られているようです。
今回の被害に遭われた方々に心からお悔やみを申し上げると同時に、一日も早い復興を願っています。

私たちはすでに自然災害には太刀打ちできないことを知っています。しかし、最大限に危険や被害から逃れることもわかっています。決して、自然を支配することは許されないし、他者を意のままに動かすこともすべきではありません。なぜならば、私たちはこの世の支配者ではないからです。(生かせてもらっているだけだからです)

私は庭仕事で植え木や、除草をするたびに、無数の虫や生き物達が、土の中で生活しているのを目にします。ダンゴムシ、ミミズ、アリ、幾多の微生物が暮らしているのです。
私は、彼らの暮らしを決して壊したくはありませんし、蜉蝣ほどの儚い命すら奪いたくはありません。しかしながら、蚊は手で叩いて潰します。蚊に刺されると痒くて、後に酷く炎症することもあるので、しかたがありません。ゴメンなさい。

私の考え方は、およそ仏教の教えに基づいています。
「不殺生」「汝、殺す事なかれ」
更にいうと、自然崇拝のアニミズム的要素があります。
とにかく、生きるということは、万物支え合って、微妙なバランスで保たれているのです。
私は自然の恩恵を受けて生きています。合掌

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