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2012年11月9日金曜日

支える杖

先日、いわゆる「シニアトレッキング」なるものを初めて経験しましたが、その時の続編です。
慣れた友はもちろん、初心者用のコースを用意してくれましたが、1時間近く経過するあたりから、坂道アップダウンがしんどくなり、とうとう足が上がらないようになりました。その度に後ろの美佐ちゃんが「頑張れ、あともう少しで頂上だよ。素晴らしい景色とお昼ご飯が待ってるよ」と励ましてくれます。分かっていても、足が止まってしまい、そのときとっさに掴まる何かを探しました。足元に落ちている枝をつかみ杖にしながら、登りました。
見かねた高志君が私の持ちやすいサイズにカットしてくれました。
そうこうして、ようやく、第一番目の頂上に辿り着きました。
その時、私は「貞ちゃん」のことを思い出しました。92歳と高齢ですが、元気です。しかし、最近では、杖やシルバーカーが歩くときは必需品になっています。私が年をとると歩行困難な様子をシュミレーションしたような気になりました。
1本の杖が、歩行を助けてくれるのですから有難いです。この枝の杖を記念に持ち帰ってきました。


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