人生の価値って何だろうと自分に問うてみました。
それは、「自分が何を得たではなく、何を与えてきたか...どれほどの無償の愛を施してこられたか」ではないかと思いました。
父が亡くなって日に日に思うことは、なんと献身的で、始末のよい生涯であったのかを思い知らされます。身近な人々を楚々に、深く気遣い愛した人でした。
決して多くを求めず、質素で簡素な生き方でした。
それ故、慕われ、特に孫娘から最後まで手厚い愛を受けた幸せな終末でした。
しかし、彼女は「爺ちゃんから受けた恩をまだまだまだ返してない!」と言って、惜しみました。
「恩の先送り」という言葉があります。
それは、人から受けた感謝の気持ちをその人に返せなくても、自分が他の人に施すことにより恩を返して行くという善意のリレーです。
彼女には、その感謝や善意の先送りをしてもらいたいと思います。
私も感動・感謝の先送りをして行きたいと願っています。
チャップリンのライムライトで、シンプルな生き方の言葉があります。
「勇気と、想像力と、少しのお金(食い扶持)」
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