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2014年1月23日木曜日

今日の格言

「情けは人の為ならず」

人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。誤って、親切にするのはその人のためにならないの意に用いることがある。(コトバンクより)

情、というニュアンスは英語のlove , affection という愛や愛情とは異なり、人間としての道義上の相手を思いやる大きな気持ちを表すように思われます。mercy(慈愛) ほど、博愛ではないように思えます。
しかし、それらをすべて英語ではlove と言うのでしょうから、loveの定義は愛よりも広いのでしょうか...。

それにしても、日本語の情は、英訳しにくい言葉のひとつです。
武士の情け
情けない
愛情友情慕情感情激情無情....

今朝の「ごちそうさん」では、
希子がちいねいちゃんこと、め以こに「命をもろうた」というほどの感謝の気持ちをサプライズ結婚式をプレゼントしました。何も言えず、気持ちも伝えられぬ自分に失望し、生きる意欲もなかった以前の自分が、め以この励ましと、もてなしで自信のある自分へと生まれ変われたことを語りました。
め以こは、特別に希子に対して情けをかけたというわけではなく、希子に笑顔をもたらすことに喜びを感じていたのでした。その優しさを情と置き換えたなら、希子を大切にしたことへの報いが自らにより大きな感動として帰ってきたのです。
決して作為的ではなく、相手を慈しみ労わる気持ちが相手に通じて、その結果、自分にとっての良いリアクションが得られるということですよね。
「情けは人の為ならず」....
ただし、情けの押し売りや、思い込みは十分に気をつけないといけません。






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