長年オーストラリアで終末期ケアに携わってきた看護師のBronnie Wareさんによれば、死を覚悟した患者さんのほとんどが悔恨や反省の言葉を残すそうです。
彼女は、患者さんたちが死の間際に語る言葉を聴きとり、一冊の本『The Top Five Regrets of the Dying』にまとめました。死を間近にした人たちはいったいどんな言葉を口にするのか? トップ5を見てみると──
◎ I wish I hadn’t worked so hard.
──「あんなに一所懸命働かなくてもよかった」
◎ I wish I’d had the courage to live a life true to myself, not the life others expected of me.
──「自分自身に忠実に生きればよかった」
◎ I wish I’d had the courage to express my feelings.
──「もっと素直に気持ちを表す勇気を持てばよかった」
◎ I wish I had stayed in touch with my friends.
──「友人といい関係を続けていられればよかった」
◎ I wish that I had let myself be happier.
──「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」( Web R25 2012.4.27 より)
私の場合、よく人生の終わり方やエンディングノートなどについて考えてきた方なので、あまり新しいことではありませんが、考えさせられることが多々あります。
物事には初めがあるように終わりがあることを踏まえて、とにかく、今日一日を悔いなく生きることだと思います。何があってもおかしくない世にあって、不安に思うより、「今を生きる」中に見えてくるのだと思うのですが、いかがですか?
今日は重いテーマで、申し訳ありませんm(__)m