大切な人に対して言葉をかける時には、二通りの真逆の言い方があります。
物事には、二面性があるものです。例えば...
陰と陽、肯定的と否定的、プラスとマイナス、押すと引く、生と死、内と外、頂上と底辺。
私は、「リトルチャロ2 episode48 命」に感銘しました。
カノンが翔太が別のことを考えている、つまりチャロと一緒に現世に帰るのではなく、その前にお母さんに会えるかもしれないという罠にかかった翔太を問いただしたのです。
しかし、チャロは、「翔太がお母さんに会いたいのなら、自分も一緒に死の世界にいくよ。だって、僕の命は翔太のものだから」
と言いました。
カノンの言葉は、死の国へ行かせまいと強く翔太を諫める正当法です。しかし、それは空しく翔太の心に響かなかったのです。
一方、チャロのは、翔太の心を動かし、カノンの言う気持ちがようやく理解されたのです。
このことから、カノンの言葉は、陽、肯定的、プラス、押し、生、外側、頂上である反面、チャロのは、否定的、マイナス、引き、死、内側、底辺です。
結局は、物事をうまく運びたいならば、この二つの方法を熟慮するべきであることが大切だと思うのです。
私自身、どんなに正当なことでも、押し付けがましかったり、偏執的なことは好きではありません。
まさに心理学です。チャロの言葉が、自分の願望よりも愛に満ちたものであったからこそ、翔太の心を動かしたのだと....。
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