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2010年8月19日木曜日

カノンが去って行く....エピソード20より

「私を忘れないでね。私の大切な子よ。さよなら」
カノンは、この詩を歌いながら去っていきました。

カノンは、チャロが母親がいなくても幸せに、強く生きていくことを望んだのです。しかしながら、私にとっては、彼女の愛は確かに本物ですが、厳しすぎて容認できないくらいです。

彼女の選択とは、自分の息子を強く生きるよう仕向けたわけです。彼女の愛は、私が日頃思っているそれを超越して、深くそして何物にも影響を受けることが無い不動の愛です。

母の愛は、かけがえのない愛である。
カノンは人生とはなんと残酷でもあり、すばらしいものであるかを教えてくれているような気がします。

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